--.--.-- *--*
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SS きみにとどけ(2)

2010.05.09 *Sun*
「う~…」

斜陽に照らされた教室で、私は机に突っ伏していた。
思わず、勢いだけで飛び出したきちゃったから、勉強道具だの、ギー太だのを完全に放置してきてしまったので帰るに帰れない。
でも、今どんな顔をしてあずにゃんの所に行けばいいのかもわからない。結局、校内をうろついて行きついた先は自分の教室だった。
はぁ。
深いため息が漏れる。絶対おかしく思われたよね。

「なんであんなこと言っちゃったんだろう……」

どうしてだろう。苦しい。さっきのあずにゃんのはにかむような笑顔を思い出すと、たまらなく苦しくなる。
おかしいな。あの子の笑顔、私は大好きなはずなんだけど。
……ううん。本当は気がついてる。似たような気持ちになったことは、何度もあるから。
例えば、澪ちゃんに憧れの眼差しを向けるあずにゃん。
例えば、りっちゃんに絡まれて、鬱陶しそうにしつつどこか楽しげなあずにゃん。
例えば、ムギちゃんの優雅なお嬢様然とした振舞いに見惚れるあずにゃん。
そんなあずにゃんを見るたびに、心のどこかにこのモヤモヤした感情が生まれた。
あずにゃんの全部が私に向けられたらいいのに、なんて思って、そんなことを思う自分に自己嫌悪を感じたのは一度や二度じゃない。
結局、嫉妬、なんだ。ヤダな。こんなの。
でも、好きだから。
あの子のことが、大好きだから。
しかも、今日は、今日こそはちゃんと気持ちを形にして、伝えようって意気込んでたのに。なのに、誰かに先を越されたなんて、悔しかった。
だから、抑えられなかったんだ。
私は、鞄からあずにゃんにあげるつもりだったチョコレートを取り出す。

「こんな私じゃ、これをあげる資格はないよね」

乱雑にラッピングのリボンをほどいて、包んである紙を取り払う。
もうヤケだった。作り方を教えてくれた憂には悪いけど、このチョコレートはなかったことにしよう。
それで、何食わぬ顔で音楽室に戻ろう。そろそろみんなも来るかもしれないし。
あずにゃんには適当なことを言ってはぐらかそう。多分嘘だってばれるけど、あずにゃんは優しいから無駄な詮索はしてこないはずだ。
そうだよ、こんなイヤな気持ちになるなら、なかったことにしてしまえばいいんだ。
チョコも、想いも。
私はハート型のチョコレートを真ん中からぱっきり半分に割って、一口で食べられるぐらいの大きさにする。
割れたチョコを見て、まるで今の私の心みたいなんて思いながら、投遣りにそれを口に放り込んだ。

「……あまひ」

甘い。甘い。とろける程に甘い。
チョコレートだから? まぁ、そりゃ、そうなんだけど。
でも、きっとそれだけじゃない。私が想いをたくさんたくさん込めて作ったから、こんなに甘いんだ。
これは私の想いの味。

「無理、だよ」

忘れることなんか、なかったことになんかできやしない。だって、こんなにも甘いのに。
この想いは何よりも大切なものなのに。
頬に一滴の涙がつたうのを感じた。
ごめんね、あずにゃん。こんな先輩で。あなたを独り占めしたいって。ずっとずっと隣に居てほしいなんて。そんなことばっかり考えてて。
迷惑かけちゃ駄目だとわかってても、でもあきらめることもできなくて。

「最悪だね、私」

何となしに、窓越しの夕焼け空を眺めながらぽつり呟く。
ここは私以外誰もいない放課後の教室。当然、その言葉に対する反応はない。
はずだった。

「何が、最悪、なん、ですか」

私が一番聞きたくて、でも今は一番聞きたくない大好きな声が、荒い息遣いを交えながら私の耳に届いた。
反射的に声の方、教室の入口に顔を向ける。

「あず、にゃん」
「もー、いきなり出ってちゃうんですから。学校中探し回りましたよ」

あずにゃんは膝に両手をついて、まるで体育の授業で短距離走を全力で走った後みたいな様子だった。
目と目が合う。と、あずにゃんはその目を大きく見開いた。
ああ、そうだよね。変なこと叫んで部屋を飛び出していった先輩が、見つけてみれば誰もいない教室で一人泣きそうな顔をしながらチョコレートを食べてたんだもん。
そりゃあ、びっくりするよ。
あずにゃんはゆっくりとした足取りでこちらに向かってくる。私も席から立ち上がった。大丈夫かな。上手く笑えるだろうか。

「ごめんね、あずにゃん。わざわざ探してもらっちゃって。みんなもう来た?」

あずにゃんは私の目の前まで来ると立ち止った。元々私の方が背が高いし、その上あずにゃんが俯き気味だから表情は伺えない。
さぁ、何を聞いてくる? できれば、何も聞かないでほしいんだけど。まだ、私の中で気持ちの整理ができてないから。
あずにゃんは数秒、何も言わないで黙っていたけど、キッと顔を上げると真っすぐ私の目を見て口を開いた。

「そのチョコ、誰にもらったんですか!?」
「へ?」

あずにゃんの口から放たれた言葉は、私の想定しないものだった。
そのチョコ。そのチョコって――

「えっと、これのこと?」
「……そうです」

私が手に持ってる、私があずにゃんのために作ったチョコレート、の半分。
う~んと、どう答えたものだろう。
本当の事を言う? これは私があずにゃんのために作ったチョコだよ、って。でも、じゃあ何で自分食べてるんだって話だし。
その話をするには、嫉妬のことも言わなきゃだし。
しかし、嘘を吐こうにも、こんな咄嗟に説得力のある嘘なんて思いつかない。これは参った。
じぃっと、妙に粘っこい視線があずにゃんから私に送られてきている。わわ、とりあえず何か適当に。

「こ、これはね、私が自分用に作ったんだ」
「嘘ですね」
「即否定!?」
「唯先輩が、自分用にとはいえどもお菓子を作るとは思えませんし」

あ、そういうこと言うんだ。さすがにちょっとむっときた。昨日一日、君のためにずっとお菓子作りしてたんだけどなぁ、あずにゃん。
それにしても、なぜだかあずにゃんは少し苛々している感じだ。腕を組んで、片足は落ち着きなくリズムを踏んでいる。

「嘘を吐いてまで隠したいんですね。一体、どこのどいつですか。唯先輩にチョコレートを渡して、あまつさえ泣かせる輩は」
「泣いてなんか」
「それも、嘘です」

あぅ、今日のあずにゃんはいつもに比べて三割増で強気な調子だ。本当に参った。
ずずい、ともう一歩。ほとんど零距離まであずにゃんは私に詰め寄ってきた。

「さぁ、言ってください。唯先輩。誰、誰なんですか!」
「もぅ、あずにゃん、しつこいよ!」

このままじゃ言い逃れできなくなっちゃう、という焦りから私が発した言葉、それは思いの他、棘のあるものになってしまった。

「あ……」

あずにゃんは、はっとした表情を浮かべた。そのまま、2,3歩後ろずさっていく。
私は何も言えなかった。というか、頭の中がぐちゃぐちゃで、どうすればいいのか、まともに判断できない。

「すいませんでした……」

あぁ、あずにゃんがすっごい悲しそうな顔をしてる。何か言わなきゃ。でも、何を?
くるりと彼女は振り返って、そのまま歩き出す。
行っちゃ駄目。待って。違うの。私はあずにゃんにそんな顔はさせたくないの。だって、だって笑ってるあなたが大好きだから。
ゆっくりと、その背中が遠ざかっていく。
なんで、こうなっちゃうんだろう。私は、あの子に想いを届けたいだけなのに。どうしてうまくいかないの?
難しい、と思う。気持ちや想いを伝えることは難しい。
じゃあ、今までの私は難しいことに直面したとき、どうしてきた?
答えは――

「待って、あずにゃん!」

ああ、良かった。ちゃんと声出たよ。
私の声に反応して、あずにゃんはぴたっと立ち止る。それから、少しだけ顔をこちらに向けた。

「あずにゃんは勘違いしてるよ」
「勘違い、ですか?」

あずにゃんの声は震えていて、今にも泣き出しそうな程だ。ごめんね。
私は軽く深呼吸をする。気持ちを整える。
私は、ちょっと悩み過ぎてるのかもしれない。こんなの私らしくない。もっと素直に、思った通りにやろう。
それが、私、平沢唯のスタンスだと思うから。

「このチョコは、人からもらったんじゃないよ。本当に自分で作ったの」
「だ、だから――」
「うん、自分に、ってのは嘘」

夕焼けに染まった教室は静寂に包まれている。この時間なら聞こえてきそうな、吹奏楽部や合唱部の音も聞こえてこない。
まるで、私と目の前の少女のためだけに用意されたかのような空間。私は一つ息を吸ってから、言葉を紡いだ。

「このチョコはね、私があずにゃんのために作ったの」
「……え?」

あずにゃんは、ぽかんと口を小さく開けて、呆けてしまった。何をいってるのか、わからないって顔だ。

「昨日一日かけてね、憂に教えてもらいながら作ったんだ。あずにゃんに私の作ったチョコを食べてほしかったから」

だって、私はあずにゃんが大好きだから。だから、頑張ったんだよ?
ようやく私の言葉の意味を理解したのか、あずにゃんの顔はだんだんと赤みを帯びっていく。
けど、ぶんぶんと頭を振ると、ぴっと人差し指で私が持つチョコレートを差した。

「じゃ、じゃ、じゃあ、何で、その、わ、私にくれるっていうそのチョコを自分で食べちゃってるんですか! おかしいでしょう!」

はぁ、やっぱり聞かれるよね。言いたくはない、けど。
素直にならなきゃ。それで嫌われても、仕方がない。

「ちょっとヤケになっちゃたから」
「ヤケ?」

不思議そうにあずにゃんは訊ね返してくる。

「うん。あずにゃんが本命チョコをもらったって聞いて、ね。だって、あずにゃん、すっごい嬉しそうだったんだもん」

その時の、あずにゃんの顔を思い浮かべる。やっぱり、胸がちくってした。

「しかもその後、付き合うのをどう思うか、なんて聞いてくるからさ。全然私の知らない人とあずにゃんが楽しそうにしてるのを想像しちゃったんだ」

だから、音楽室を飛び出した。その想像が、あまりにも私の心を動揺させたから。

「えと、それって、つまり」
「嫉妬してたの。それで、そんな自分が嫌で、こんな自分じゃあずにゃんにチョコは渡せないって思って、ヤケになっちゃった」

ううぅ、言ってしまった。言っちゃったよ。裏ではこんな事を思ってる人間ですって。こんな暗い気持ちを持ってるんだって。
どんな反応されるんだろ……。まともにあずにゃんの顔を見ることができない。
俯いて、ただあずにゃんの言葉を待つ。
ふと気がつくと、すぐ目の前に人の気配。と、同時に。
温かい感触が私を包んだ。

「あ、あずにゃん?」

あずにゃんが、私を抱きしめている。頭の理解が追いつかない。え? え? どういうこと?
あわあわして、どうしたらいいかわかんなくなっていると、あずにゃんは肩を小刻みに震わせだした。へ、あ、あずにゃん、もしかして泣いて――

「ふ、ふふ」

なかった。笑ってるみたいだ。

「ど、どしたの」
「だって、嫉妬してヤケになって、それで渡そうとしてたチョコ食べちゃうなんて」
「む~、どうせ変な子ですよ」

私が拗ねた口調でそういうと、あずにゃんは顔を上げた。

「確かに変ですけど、でもかわいいですよ」

その顔は真っ赤で、夕焼けに染まった教室でもはっきりとわかるほど、見事までに朱に染まっている。
まぁ、私だって人のことはいえない。顔が熱い。頭から湯気が出そうだ。だって、こんなにも間近で、あずにゃんと見つめあってるんだから。
しかも、かわいい、だなんて言われてしまった。
あずにゃんは、また私の肩に顔をうずめる。

「嬉しいです」

唐突にそんなことを言うもんだから、私は面食らった。

「な、何が?」
「嫉妬、してくれたことですよ」

そして、その回答に、またまた私は面食らった。
もしかして、あずにゃんは私のこの感情をちゃんと理解してないのかも。

「なんで? だって、私、下心いっぱいなんだよ? 独り占めしたいんだよ? 嫌われてもおかしくないくらい、あずにゃんの全部がほしいんだよ?」
「………」

あ、あれ、あずにゃんが黙ってしまった。……そうだよね。さすがに、ここまで言われたら普通は引いちゃうよね。
素直に気持ちをぶつけてみたはいいけど、もうちょっとオブラートに包んだ方が良かったなぁ。
なんて、後悔しているとようやくあずにゃんが口を開いた。

「せんぱぁい、それ、言ってて恥ずかしくないですか……。私、すごい恥ずかしいんですけど」

ん? 恥ずかしい?
まぁ、私の後ろ暗い気持ちを言ってしまったという意味では恥ずかしいけど、あずにゃんまで恥ずかしがる理由がわからない。
うーん? どゆこと?
密着していたあずにゃんが、すっと私から離れる。

「私だって、嫉妬したんですからね」
「な、何が?」
「その先輩が手に持ってるチョコレート、誰かが先輩にあげたものだって思ったときですよ」
「へ?」
「それを口にしている唯先輩を見て、そのチョコを渡した人のことを考えながら食べてるんだと思ったら、いてもたってもいられなくて。思わず、キツい口調になっちゃったんです」

 あずにゃんはそう言うと、一端顔を伏せた。

「……きっと先輩の比にならないくらいですよ、私の下心。だって、他の先輩たちと仲良くしてる唯先輩を見たって嫉妬しちゃうぐらいですもん。でも、私はそれでいいと思ってます。下心はあって当然なものなんですよ。だって――」

だって。そこで言葉を区切ると、あずにゃんはゆっくりと顔を上げた。

「だって、下心も『心』ですから」

その言葉に、がつん、と頭を打ち付けたような衝撃を受けた。
そっか。そうなんだ。
下心。あずにゃんを独り占めしたいって気持ちも、全部自分のものにしたいって気持ちも、私の心。私の想い。
チョコレートに込めた、届けたい私の想いの一部なんだ。

「まぁ、ある漫画の受け売りなんですけどね」

照れくさそうに言うあずにゃん。

「素敵な漫画だね」

私は、そんな彼女を見て笑う。彼女も、えへへ、と笑い返してくれた。
……あれ? 何か、引っかかる。ちょっと待って。さっき、あずにゃんは何て言った?
『私だって、嫉妬したんですからね』。誰に?
『他の先輩たちと仲良くしてる唯先輩を見たって嫉妬しちゃうぐらいですもん』。私、に?
どうして? そもそも、嫉妬って好きな人が他の人と仲良くしてたら感じるものだよね。うん、だから私はあずにゃんが本命チョコをもらったって聞いて嫉妬したんだ。
あれ、あれ? あずにゃんが嫉妬? 相手は、私? それじゃ、まるで――
あずにゃんは制服のポケットから何かを取り出した。
かわいらしい、ハート柄の模様が散りばめられた青い袋。彼女は、それを両手ですっと私に差し出してきた。

「チョコレート、受け取ってください、唯先輩」

呆然としながら、反射的にそれを受け取る。あずにゃんは、そんな私を見ながら、満面の笑みを咲かせてこう言った。

「好きです」

……嘘。だって、だって。

「あ、あずにゃん、本命チョコもらったって!」
「もらっただけじゃないですか」
「でも、嬉しそうだったし!」
「好意を持って頂けるってのは、そりゃ嬉しいですよ」
「その後、付き合ったらどう思うかって!」
「唯先輩が、女の子同士の恋愛についてどう思ってるか聞いてみたくて。どのみちもうお断りしましたし」

それは、現に私が女の子であるあずにゃんに恋をしている以上否定することはないけど、ってそうじゃなくて。
ああ、もう。どうして、こんな時に私の頭はうまく回ってくれないんだろう。
言葉が出てこない。ただ、嬉しくて。ひたすらに、幸せな気分で。泣いてしまいそう。
でも、まだ私にはやらなきゃ、言わなきゃいけないことがある。よし、行くぞ!

「あずにゃん!」
「は、はい」

私がいきなり大声を上げたからだろう、あずにゃんはびくっと肩を跳ねさせた。

「私も、私はあずにゃんのことが、大好き! これ、受け取ってください!」

私は、さっきからずっと手に持ってたチョコレートをあずにゃんに差し出す。届けるために。伝えるために。想いを言葉に、チョコに乗せて。

「……はい」

あずにゃんは、恥ずかしそうに、でも嬉しそうな笑顔で受け取ってくれた。
ああ、やっぱりこの笑顔は独り占めしてたい。私が本当に大好きな、彼女の笑顔。

「半分しかないですね」
「うぐ、ご、ごめん。食べちゃったから……」

今思えば、別になかったことにするにしても食べてしまう必要はなかった。ああ、ちゃんとしたのを渡したかった……。
また作ろっかなぁ。

「じゃあ、半分の代償として、これ、もらっちゃいますね」
「え? これって?」

あずにゃんがよくわからないことを言ったかと思うと、あっという間に、私の目と鼻の先にあずにゃんのかわいらしい顔が現れた。
え? え? 一体何が――
あずにゃんがくっとつま先立ちになる。6センチの私達の差はそれだけで埋まって。
私の口元をあずにゃんがぺろりと舐めた。
………………は、い? 今、あ、あずにゃん、舐めた。私の口を。これって。

「~~~~~っ!!!」
「ん、甘いですね」
「あ、あ、あずにゃん、何をいきなり……っ!」
「だって、唯先輩、ずっとそこにチョコレートつけてましたよ。せっかくだから、頂こうかと」

ニマニマとチェシャ猫のような笑みを浮かべてあずにゃんは言った。
って、チョコレートついてた? あれ、じゃあもしかして私、今までのやりとりをずっとそんな間抜けな状態でやってたの?
うわぁ、最悪……。

「な、何で言ってくれなかったの、あずにゃん!」
「いや、言うタイミングなかったですし。それに、唯先輩らしくてかわいかったですから」
「う、うぐ」

そ、そんなこと言われちゃ怒るに怒れないよ。
でも、でもだよ。
私はあずにゃんの肩をぐっと掴んで、自らに抱き寄せる。

「ファーストキスぐらい、もっとちゃんと心の準備をしてからさせて欲しかったよ」
「え、今のってキスにカウントしますか? 舐めただけでですよ?」
「……じゃあ、しないことにする。だから、あずにゃん」

私は、あずにゃんを見つめる。あずにゃんもしっかりと私を見つめ返してくる。今は、お互いの全部がお互いに向き合っている。
それが、とっても嬉しい。

「先輩。ずっと一緒にいてください」
「こちらこそ、お願いします」
「多分、すっごい嫉妬とか、わがままだとかしちゃうと思います」
「うん、それもお互い様だよ」
「大好きです、唯先輩」
「大好きだよ、あずにゃん」

黄昏の教室、長く伸びた影が一つに重なった。



スポンサーサイト

COMMENT

Comment Form


秘密にする
 


TRACKBACK

TrackBack List



05
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

時計



最新記事



プロフィール

松中 竜馬

Author:松中 竜馬
百合が大好きなしがない人間。
唯梓は至高。
趣味はスポーツ観戦・麻雀・小説書き。

ブログの内容は二次創作百合小説が中心となります。
なので、こう言うのも何ですが、そういうのが苦手な方は見ないことをおすすめします。

ジャンルはけいおん!がメイン 
カップリングは唯梓

感想、ネタ振り、唯梓への想い等、コメントを頂けると非常に嬉しいです。百合好きな方、唯梓好きな方は色々と語り合いましょう!

当ブログは、リンクフリーとさせていただきます。
コメント、拍手等でご報告いただければ、相互リンクさせていただきたいと思います。



カテゴリ

openclose



カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -



月別アーカイブ



リンク



検索フォーム



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



Copyright © 青春桜花 All Rights Reserved.
テンプレート配布者: サリイ  ・・・  素材: chaton noir  ・・・ 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。